Sunbathing sheep

Sheep named aki

Gentle dictatorship ”優しい独裁者”

初めに

ここでは政治の話は一切出てきません。 あくまでWeb業界にまつわるお話しですので、ご了承ください。

どんな話?

Web業界に限った話しではないかも知れませんが、物の例えとして ”優しい独裁者” という言葉を最近知ったので、ここで紹介したいと思います。

優しい独裁者とは

民主的な議論ではまとまらない話しを立場や技術力もあって発言力のある人が一つの指針や決定を下して話しをまとめる様子のことを言うそうです。 Web業界に限った話ではありませんが、 ”これといった答えはないが何か一つ決めなくてはいけない” といったシーンがあると思います。そういう時に ”優しい独裁者” が一人いると並行線だった議論に終止符を打つことができて組織の生産性を考えた時にハッピーになるというのがお分かり頂けるかと思います。 逆を考えてみると、みんな同じぐらい分かる人がいて、それぞれが思うベストを言い合うと話がいつまでも纏まらなくて組織の生産性の観点が悪くなることも想像できそうですね。

民主主義が必ずしもいいとは限らないという話し

みんな同じぐらい分かる人がいて、それぞれが思うベストを言い合うと話がいつまでも纏まらなくて・・・

この一例として、RuboCopの設定は議論が始まると終わらない。ということが良くあるそうです。確かにそれぞれいろんな宗派があって言い始めるとキリがないですよね。個人開発なら自分好みにすればいいですが、組織の生産性で考えた時にいつまでもその議論をすることは最善とはならないでしょう。こういった場面で立場や技術・発言力のある人が ”優しい独裁者” となって「基本はデフォルトのまま運用」とスパッと決めてしまうことが組織の生産性を考えたときに必要になってくる考えと言えると個人的には思います。要するに、ビジネスの世界では民主主義が必ずしもいいとは限らないということが言えるでしょう。

まとめ

独裁者と聞いて嫌悪感を抱くかも知れませんが、あくまで言葉遊びと捉えて下さい。 その言葉の向こう側には組織のために人肌脱いでくれる素敵な独裁者の姿が見えてくるでしょう。 いつか自分もそんな人になれたらと思いながら、Webの奥地へと進んでいくのであった。

最後まで読んで頂きありがとうございました。